木原官房副長官「紙の保険証廃止のとりやめはない」マイナ保険証一体化で 子ども財源は“国債頼る考え”にじませ

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木原官房副長官は、TBSのCS番組の収録で、マイナンバーカードと健康保険証を一体化し紙の保険証を廃止する方針は「やめない」と明言しました。
「Q.(紙の保険証を)廃止するのをやめようというのも出ている」
木原誠二官房副長官「これはないと申し上げて良いと思います。来年の秋以降、1年間は少なくとも猶予の期間がありますので、ここから2年、しっかりと取り組んでいきたい」
木原官房副長官は、マイナカードと健康保険証の一体化について、TBSのCS番組の収録でこのように述べ、発行済みの保険証が使える最大1年間を含めた今後2年半の猶予期間を活用し、2025年秋までに紙の保険証を廃止する方針を強調しました。
また、木原氏は、子育て政策のための財源確保について、「先に増税をしたりして財源を調達したら経済が潰れてしまう。総理は歳出改革でやると言っているが、スピード感を持ってやるのに財源の確保は長期間で時間がかかる。足りないところは、こども国債を出すと言っている」と述べ、財源の大部分を国債発行に頼る考えをにじませました。

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