「そこまで高くないのでつい…」カップラーメン盗む 男性検察事務官を懲戒処分 宇都宮地検

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宇都宮地検の男性検察事務官が先月、栃木県宇都宮市のスーパーでカップラーメンなどを盗んだとして、停職の懲戒処分を受けました。
停職1か月の懲戒処分を受けたのは、宇都宮地検の60代の男性検察事務官です。
宇都宮地検によりますと、男性検察事務官は先月29日、宇都宮市のスーパーでカップラーメンや食品など5点あわせて980円相当を盗んだとされています。その2日後に男性検察事務官自ら宇都宮地検に電話で相談したため、事件が発覚しました。
男性検察事務官は捜査や公判に関連する業務に従事していましたが、庁内の調査で「金額はそこまで高くないのでつい盗んでしまった」と話していたということです。
男性検察事務官は、きょう付で不起訴処分となっています。
宇都宮地検は「諸般の事情に鑑みた」としていて、「誠に遺憾であり、国民の皆様に心からお詫び申し上げる」とコメントしています。
男性検察事務官は、きょう付で依願退職しています。

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