ダークウェブで覚醒剤100g密輸、23歳男に懲役8年判決「犯罪の感覚麻痺」

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ダークウェブと呼ばれる闇サイトを使い、オランダから覚醒剤約100グラムを密輸するなどしたとして、覚醒剤取締法違反(営利目的密輸)などの罪に問われたブラジル国籍で元大学生のパシェコ・ビクトール・モチヅキ被告(23)(三重県四日市市)の裁判員裁判の判決で、福岡地裁(今泉裕登裁判長)は16日、「ダークウェブで犯罪を繰り返す中、犯罪行為に対する感覚を麻痺(まひ)させていった」として懲役8年、罰金200万円(求刑・懲役11年、罰金200万円)の実刑判決を言い渡した。
判決によると、モチヅキ被告は男2人らと共謀し、2021年9月23日、覚醒剤を国際郵便で国内に密輸した。今泉裁判長は「違法薬物販売サイトにアクセスし、海外に注文する重要な役割を自発的に引き受けた」と指摘した。

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