来秋マイナカードと保険証一本化に自民からも異論 議運委員長「ちょっと乱暴」

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自民党の山口俊一衆院議院運営委員長は21日、マイナンバーを巡るトラブルが相次いでいることを受け、来年秋に健康保険証を廃止してマイナカードに一本化する政府の方針を疑問視した。
「ちょっと乱暴だ。これ以上、(トラブルが)出ると来年秋はまずいだろう。(健康保険証もマイナカードも)両方使えていい。信頼がないとダメだ」と苦言を呈した。国会内で記者団に語った。
マイナカードを巡っては、別人のマイナカードを誤交付する事案や、マイナンバーと障害者手帳情報が誤ってひも付けられたミスが判明している。
山口氏はマイナカードを担当するデジタル庁については「細心の注意を払わないといけない。トラブルは0点だ。意識改革をしてもらわないといけない」と指摘。河野太郎デジタル相に対しても問題意識を伝えたという。

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