カーテンを開け、目に飛び込んできたのは、クマ。網戸を開けようとしていた。
16日午前11時前、福島・南会津町で撮影された映像。
屋根をウロウロと歩き回るクマは、体長1メートルほど。
爪を窓に押し当て、家の中をのぞき込んでいる。
窓ガラスを隔て、距離にして、わずか数十cm。
当時の様子について、撮影した女性は「いきなりガリガリガリという音が聞こえて…」と話した。
このあたりでよく見かけるサルかと思い、カーテンを開けたところ、そこにクマがいたという。
撮影した女性は「人間を怖がっていない。目が合っても逃げない。目の前にクマがいて、本当にびっくりしました」と話した。
足跡がくっきりと残る屋根。クマは、このあとどうしたのかというと…。
器用に柵をつかみ、人がはしごを下りるように、1階へ。
その後、裏の山の方へ歩いて行ったという。