“悪質ベビーシッター”情報共有開始 再発防止徹底

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厚生労働省は15日、過去にわいせつ行為や虐待事件などを起こして、行政処分を受けた“悪質なベビーシッター”の名前や処分内容をリストにして、自治体間で情報共有することを始めました。
4年前にベビーシッターから被害を受けた女性(30代):「家の中を全部開けられるなんて思っていなかったので。すごく気持ちが悪いというか、恐ろしかったです」
新たな仕組みによって、ベビーシッターによる被害を減らし、再発防止を徹底する狙いがあります。
情報を見られるのは、国と自治体の職員だけですが、来年の夏には、一般の利用者も処分内容を閲覧できるようにする方針です。
ベビーシッターの利用を検討している女性(30代):「最近、ニュースでも見たんですけど、わいせつな事件があったりしたので。性犯罪者は再犯率が高いと聞くので、名前が公表されるというのは、少し安心材料にはなるかなと思う」
専門家は、次のように話します。
株式会社マザーグース・柴崎方恵代表取締役:「個人でやっているところとかは、(情報を)把握できていませんでしたので。大切なお子さまをお預かりするにあたって、悪質なベビーシッターを排除するという意味でも、すごく大事なことではないかと思う」

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