海外旅行ガイドブック「地球の歩き方」の公式ツイッターが31日、更新され、ネットで「地球の歩き方がなくなるの?」という誤解が広まっていることにコメント。今後も出版事業が継続されることを明言し、ネットユーザーたちを安心させた。
誤解が広まった一因は、「地球の歩き方」を創刊したダイヤモンド・ビッグ社の倒産が30日に報じられたこと。同書を含む出版事業は、2021年にGakken傘下に譲渡されているが、ニュースの見出しで多くのネットユーザーが同書の現在の版元と勘違いし、SNSに「地球の歩き方がなくなるの?」「なくなるってことかな?」「無念 長い間ありがとう」「地球の歩き方は私の青春でした」などの書き込みが相次いだ。
こうした反応を受け、公式が31日、「一部ネットニュースにより、『地球の歩き方』がなくなるという大きな誤解を招いておりますが、2021年より地球の歩き方事業はダイヤモンド・ビッグ社からGakkenに譲渡され、現在も国内外のガイドブックを出し続けています」と投稿。続けて「これからも私たちは地球を歩き続けます!引き続き応援よろしくお願いします」と呼びかけた。
この投稿に「一安心」「廃刊になるわけではないんですね。よかった」と胸をなでおろす人が続々。「なくなるどころか、成長しているメディアですよね。応援させていただきます!」「地球がなくなるまで、頑張ってください!」などと激励するファンもいた。