「サル痘」からエムポックスに名称変更…国内で163人感染確認

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天然痘に似た感染症「サル痘」について、厚生労働省は、国内での名称を「エムポックス」に変更した。
今後、厚労省のホームページやチラシなどの表記を変えていく。
サル痘は、研究用に飼育されていたサルから見つかったことで命名されたが、原因ウイルスはネズミなどからも多く見つかっている。世界保健機関(WHO)が昨年11月、「mpox」と呼ぶよう推奨したことを受け、国内でも変更を検討していた。今年2月に開かれた感染症部会では、賛成意見が多数を占め、一般からの意見公募などの手続きを進め、5月26日付で感染症法の政令を改正した。
国内の感染者は21日時点で、計163人が確認されている。

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