心肺停止の30代女性を乗せた救急車、脱輪し走行不能に…搬送13分遅れる

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静岡市消防局は21日、心肺停止状態の30歳代女性を搬送していた救急車が静岡県牧之原市内で脱輪し、病院への搬送が13分遅れたと発表した。
女性は病院で治療中で、遅延による影響は不明だという。
発表によると、21日午前9時20分頃、牧之原市内で「女性の意識がない」と119番があった。吉田消防署救急隊の男性隊員6人が救急車と消防車で出動し、現場で救命処置を行った。病院に搬送するため女性を乗せた救急車が市道を左折しようとした際、左後輪が側溝に脱輪し、走行不能となった。
別の救急車が女性を病院に搬送したが、13分余計にかかった。市消防局が搬送先の医師に確認したところ、遅延による女性への影響は分からないという。
市消防局は「傷病者や関係者におわびする。安全確認の徹底を図り、再発防止に努める」としている。

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