「食品値上げで買い物のたびにため息が出る」世帯年収500万円夫婦、1カ月のリアルな収支内訳を聞いた

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物価や光熱費の高騰、それでも賃金は上がらない現状などによって、以前より生活が苦しく感じる人も多いのではないでしょうか。
All About編集部では、3月30日~4月7日にかけて「毎月の支出額・内訳」に関するアンケートを実施しました。今回は、その調査結果を基にリアルな生活収支の実態を紹介します。自分の収支状況・内訳と比較するなど、参考にしてみてください。
世帯年収500万円の夫婦「食品値上げ。買い物のたびにため息が出る」今回は、秋田県秋田市に住む、39歳女性世帯の生活実態です。
夫婦2人暮らしで、妻の年収100万円、夫の年収400万円。現在の生活について、「値上がりしているのであれば買わなければいい話ですが、殆どの食品が値上がりしているのでそれは難しい状態になっていて買い物をするたびにため息がでます」とコメント。
また、「買い物する際はすぐ食べるものかどうかを考えながら買い物をしています。あと、せっかく購入したものを廃棄したくないので食品ロスにも気を遣いながら買い物をしています。暖房費に関しては冬の間は着込む事でいくらか暖房費の節約が可能と思われますが、夏場の猛暑時の冷房費節約はどうしようかと思っています」と話します。
家賃や食費、光熱費など、リアルな収支状況とやりくりのポイントは?■秋田県秋田市、39歳女性世帯の場合年収:夫400万円、妻100万円住宅ローン:完済(管理費1万円)間取り:3LDK食費:2万円交際費:5000円電気代:8000円ガス代:7000円水道代(2カ月での請求額):4000円通信費:1万2000円車(2台分):ガソリン代1万6000円、駐車場代1万9000円、保険1万2000円その他:医療費5000円、美容院5000円、生命保険月4万円(2人分)
現在行っている家計のやりくりのポイントとして、「玄関内のライトが人感センサーの為、少しでも節約をしたいと考え、人感センサーを切っています。お風呂は保温時間を1時間にし、入浴するときは間隔が空かないように1人が入ったらすぐ次が入り保温時間を短くするようにしています。あとはポイントが多く貰える日に買い物をするようにしてポイントが貯まるようにしています」と教えてくれました。
今後については、「具体的に考えている将来の展望などはありませんが、この値上がりはしばらくずっと続くと考えています。出来れば少しでも早く価格が以前と同じ金額になればと願うばかりです」と話しました。

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