東京・吉原「人気泡姫殺人事件」ソープランドで手荷物検査実施か 女性の安全が第一

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東京・台東区の吉原にあるソープランドで起きた殺人事件で被害に遭ったのは予約困難嬢だった。事件は5日午前11時20分ごろに店が「女性従業員が男性客に刺された」と通報して発覚。女性は30代で首付近をナイフで刺されており、病院に搬送されたものの死亡が確認された。客の30代男も自分の腹を刺しており、警察は回復を待って殺人容疑で逮捕する方針。
現場となったのは110分6万円台の高級店だった。吉原関係者は「被害者とみられる女性が周りから見えないようにブルーシートに囲まれながら救急車に運ばれていきました。犯人らしき男もタンカに乗せられていました」と当時の様子を振り返った。
被害者は超人気泡姫だったという。「別の有名店から移籍してきた人気の女の子で予約困難で有名でした。それなのにわざわざ予約して犯行に及んでいるというのが怖いです」(同)。予約しているところに計画性がうかがえるというわけだ。
この店は20年前にも事件が起きていたという。2003年、女性従業員が客の男にネクタイで首を絞められて殺害されたのだ。「みんな『またか』と話していますよ。こんなことめったにあることではないですが、かわいそうです」(同)
今回の事件の動機や2人の関係性はまだ不明。とはいえ、また似たような事件があったことで吉原全体で対策を迫られることになりそうだ。別の吉原関係者は「手荷物検査をしたらって言う人がいるけど、こういうのは店とお客さんの信頼の問題だから。店に来たお客さんに金属探知機を当てられると思う? 無理だよ。お客さん冷めちゃうよ」と険しい表情をした。
一部の超高級店では客の手荷物をプレールームに持っていけないルールにしているところもあるというが、ほとんどの店はそうなっていない。女性自身が客の手荷物や脱いだ洋服をカゴに入れてタオルをかぶせたり、クローゼットに入れたりして対策しているくらいだという。
「今後は(吉原の)組合が手荷物検査をするようにって言ってくるかもしれない。女の子を守るためにはしようがない」(同)。女性の安全が第一だ。

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