年商30億円バチェラーの節約家な素顔「ウオーターサーバーの水は最後の一滴まで出し切る」

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派手な生活に見える富裕層だが、お金の価値を知るからこその意外な節約術を持っている。彼らのお金をかける/かけないの基準とは一体なんなのか?
◆年商30億円の実業家は外食時にクーポンを活用
婚活リアリティ番組『バチェラー・ジャパン』に参加し、年商30億円の事業家として名を馳せる黄皓氏。若くして巨万の富を得ることができたのは、来日したころの質素な生活が根源になっていると話す。
「16歳で中国から来たときは、両親の事業もまだ軌道に乗っておらず、東京郊外の花小金井にあるボロアパートに住んでいました。しかも家族3人でのワンルーム暮らし。当時の経験もあり、浪費が本当に嫌いなんです」
大学卒業後、商社で働き年収は1000万円超。実業家になった現在も、絞るべきところは徹底的に絞る。
「コンビニでペットボトルの水や、ビニール傘は買いません。外食するときは、メルカリに出品される飲食店の株主優待券やクーポンを購入するのがコツですね」
◆「社員にはケチって思われてるかもしれない(笑)」
特に嫌うのが飲食代の無駄だという。
「ウオーターサーバーの水は最後の一滴まで出し切りますし、外食したときも料理を残すのが絶対嫌で必ず食べきります。あとは部下が出張のときに、ホテルを朝食付きプランにしていたら『ちゃんと朝食は食べた?』って聞いちゃう。
だって前日深夜まで飲むのが大半だから、ほとんど起きられないじゃないですか。社員にはケチって思われてるかもしれないですね(笑)」
◆物を買うときは“価格”ではなく“価値”で考えるべし
お金をかける部分では常に“再販性”を意識しているとか。
「時計や家具、洋服などは購入前にメルカリの取引価格の履歴を必ずチェック。例えば、以前買ったロレックスのデイトナは3倍以上の値段になってます。大好きなアート収集も、実益を兼ねた趣味です。
大前提として価格ではなく、価値を考えて買うようにしていますね。堅実に見えて、情報を更新せず知らず知らずのうちに損をする人は多い。徹底的に調べて、お金の知識を積み上げていくだけでも節約につながります」
お金への意識と知識の双方を高めるのが最大の節約術だ。
【実業家・黄皓氏】早稲田大学卒。現在はタレント活動をしながら、貿易物流会社やパーソナルジム・エステサロン、ミラーフィットなどの経営に関わる
取材・文/週刊SPA!編集部※週刊SPA!9月13日発売号の特集「[億万長者が実践する]節約術」より

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