史上最年少の高島・芦屋市長が初登庁、職員集め「日本中・世界中どこよりも前向きな市役所に」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

4月23日に投開票された兵庫県芦屋市長選で、市長としては全国で史上最年少の26歳で初当選した高島崚輔(りょうすけ)市長が1日、初登庁した。
事務引き継ぎを受けた後に記者会見し、JR芦屋駅南地区の再開発事業見直しを明言、「市民の声を聞きながらスピード感を持って進めたい」と意欲をみせた。(加藤あかね)
高島市長はこの日朝、市役所で職員や市民ら約300人に拍手で出迎えられた。支持者から「頑張って」と声をかけられ、深々としたお辞儀を10回以上繰り返した。
午後から就任後、初の記者会見に臨み、「いよいよ仕事ができるとワクワクしている。街づくりの主役は市民。市民らとの対話を中心とした街づくりを実現し、これからの4年、全身全霊で職務にあたりたい」と意気込んだ。
市政の優先課題としてJR芦屋駅南地区の再開発事業を挙げ、「交通の課題もあり再開発は必要だが、11階建てマンションを2棟建てる計画は見直し、図書館などを整備すべきだ」との考えを示した。
こだわりたい分野として教育を挙げ、「(子どもの理解度に応じて学習指導する)個別最適化を実現したい」と語った。
夕方には課長級以上の職員約100人を集め、「日本中、世界中、どこよりも前向きな、一緒に課題を解決できる、そんな市役所を作りたい」と協力を呼びかけた。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。