挑発的な目つきでカメラをにらみ…28歳男「マッサージ店の女性を切りつけ425万強奪」荒んだ私生活

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挑発的な目つきでカメラをにらみつける男。
4月12日、警視庁捜査1課に強盗殺人未遂や建造物侵入の疑いで逮捕された、千葉県流山市に住む職業不詳の後藤仁乙(さねつぐ)容疑者(28)だ。
「後藤容疑者は3月19日の朝8時過ぎ、東京都文京区湯島のビル4階にあるマッサージ店に侵入。現金約425万円とスマートフォン2台を奪ったとされます。カギのかかっていなかったドアから店内に入ったようです」(全国紙社会部記者)
事件発生当時、マッサージ店は営業時間外で50代の日本人女性店長と40代の中国人女性スタッフが個室で寝ていた。トイレに行くために、たまたま起きた女性スタッフが店内に侵入した後藤容疑者と遭遇。驚いてこう言ったという。
「あなた誰!? そこにあったおカネはどうしたの?」
女性スタッフは机の上に置いてあった現金がなくなっていることに気づき問いつめ、警察に通報しようとする。騒ぎを聞きつけ店長も犯行現場に。慌てた後藤容疑者は、持っていた刃物で2人の首や手を切りつけた。
「店長は全治3ヵ月、女性スタッフは同1ヵ月の重傷を負います。後藤容疑者は店を出ると、ドアにカギをかけ電車に乗って逃走しました。逃げる途中で服を着替えたそうです。
たまたま店の前を通りかかった人が、『女性が血まみれで立っている』と110番通報。現場周辺の防犯カメラの映像などから、後藤容疑者が特定されました。調べに対して、後藤容疑者は『オレは知らない』と犯行を否定。女性2人とは面識がなかったそうです」(同前)
後藤容疑者の私生活は荒んでいたようだ。
「後藤容疑者は流山市内のマンションに住んでいましたが、友人は多くなかったそうです。近隣住民との交流も、ほとんどなかったとか。周辺では、あまり目撃情報がありません。
おそらく生活に困っての犯行でしょう。被害にあった店には、事件がおきる2時間ほど前にインターホンで営業時間をたずねる男性がいたとか。警察は事件との関連を調べています」(同前)
現場は多くの飲食店やホテルがある繁華街だが、朝は人通りが少ない。そうした時間帯を狙った後藤容疑者の計画性についても警察は捜査を進めている。

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