熊本の陸自OB「残りの5人も早く」 陸自ヘリ不明、5人発見に

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沖縄県の宮古島周辺で陸上自衛隊員10人が乗ったヘリコプターが消息を絶った事故で、海底で隊員とみられる5人の姿が発見された。陸自OBらでつくる「熊本県防衛を支える会」の川口英徳会長(80)は「毎日祈るような思いで無事を願っていた。残り5人も早く見つかってほしい」と悲痛な思いを述べた。
【図でわかる】観光船事故でも行った「飽和潜水」とは ヘリに搭乗していた坂本雄一師団長(55)は3月下旬、熊本市に司令部がある陸自第8師団の師団長に就任。川口会長は同31日、就任したばかりの坂本師団長に面会した際の印象を「爽やかで責任感が強かった」と振り返った。 九州南部の防衛や警備を担う第8師団は有事の際、沖縄などにも緊急展開する。自身も陸自OBの川口会長は「(坂本師団長らは)安全保障環境が厳しさを増す中、一日も早く現場を確認したかったのだろう。早くフライトレコーダー(飛行記録装置)を回収して事故原因を究明してほしい」と話した。【城島勇人】
ヘリに搭乗していた坂本雄一師団長(55)は3月下旬、熊本市に司令部がある陸自第8師団の師団長に就任。川口会長は同31日、就任したばかりの坂本師団長に面会した際の印象を「爽やかで責任感が強かった」と振り返った。
九州南部の防衛や警備を担う第8師団は有事の際、沖縄などにも緊急展開する。自身も陸自OBの川口会長は「(坂本師団長らは)安全保障環境が厳しさを増す中、一日も早く現場を確認したかったのだろう。早くフライトレコーダー(飛行記録装置)を回収して事故原因を究明してほしい」と話した。【城島勇人】

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