川を埋め尽くす“カワウ”の大群 名古屋城でも騒動に…地元住民「今まで見たことがない」【名古屋市】

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名古屋市内を流れる「新川」で撮影された映像に、驚きの光景が映っていました。
川を埋め尽くす謎の黒い物体…。よく見ると“鳥”の大群です。
映像を撮影した人は、20年近く住んでいて初めて見た光景だといいます。
撮影者:いつも通ってる道で、いつもにない光景で。2、300はいるんじゃないですかね。ぱっと見ですけど。名古屋の方に来て20年近くなんですけど、今まで見たことがないぐらい集まっていたので。
大群の正体は、川や池などの水辺に生息する大型の水鳥「カワウ」。
市内では2023年2月、名古屋城の周辺にカワウの大群が出現。石垣がフンで真っ白になるなど騒動になりました。
なぜ名古屋城から10kmほど離れたこの場所に、カワウの大群が現れたのか?都市の野鳥に詳しい、名城大学の橋本啓史准教授はこう推察します。
名城大学 橋本啓史准教授:普段から群れで移動しながら、魚のいるところに出かけていって、集団のねぐらを作って、群れで集まって休んでいる。
新川には、カワウの大群が現れる数日前、大量の“ボラ”が発生していたといいます。何か関係があるのでしょうか?
名城大学 橋本啓史准教授:餌になりますから、それを求めてきた可能性はあります。
名古屋市の各地で騒動になっているカワウの大群。翌日、目撃した場所に再び行ってみると、その姿は、なかったということです。
(めざまし8 4月12日放送)

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