NHK党立花党首が暴行罪で事情聴取 ガーシー号スプレー犯のサングラスをはぎ取った疑い

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NHK党の立花孝志党首が9日、暴行の疑いで千葉県警から事情聴取を受けていたことを明かした。7月の参院選に立候補していたガーシー(東谷義和氏)の選挙カーにスプレーを噴霧された事件で、逮捕された男のサングラスをはぎ取った行為に暴行の疑いがあるという。
会見した立花氏は「大きな声では言えないが、警察に呼ばれた。9つ目の被疑者になった。暴行罪の嫌疑で、昨日呼ばれました」と話した。
参院選中の7月7日、立花氏は千葉・新松戸駅前で、ガーシーの顔や名前がプリントされた通称「ガーシー号」で街頭演説していたところ、サングラスにリュックを背負ったサングラス姿の男が車の後部、側部に黒のスプレーを吹きかけた。
立花氏が「選挙妨害だから捕まえて。110番して」と呼びかけ、スタッフが男を拘束。その後、派出所に連行された男と立花氏が押し問答となった際に立花氏が「グラサン外そうか?」と男のサングラスをはぎ取ると、男は「暴力なんだよ」と叫ぶやりとりがあった。男はその後、被害届を出したものとみられる。 立花氏は「犯人の顔を見るためにサングラスを右手ではぎ取ったが、それが暴行罪ということで(相手の)被害届が受理をされた。また来たかという感じ」と9つ目の容疑となったが、「一度も逮捕されていません。慣れている。警察も発表していないが、隠しているといわれるのが嫌」と自ら事情聴取を受けたことを明かした。
逮捕された男は選挙妨害ではなく、器物損壊の容疑で起訴され、現在も勾留中だという。
立花氏はNHKへの威力業務妨害などの罪に問われ、今年1月に一審で懲役2年6月、執行猶予4年の判決を言い渡され、現在高裁に控訴している。今回の暴行罪で有罪となっても執行猶予が取り消されることはなく、現在行われている裁判に併合される可能性が高いというが、立花氏は暴行罪で起訴される可能性は低いとの認識を示した。

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