【続報】定期点検後、事故まで5時間しか飛行せず…見つかった救命ボートは不明ヘリのものと判明 10人の捜索続く

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沖縄・宮古島周辺を飛行中に行方不明になった陸上自衛隊のヘリコプターについて、周辺海域で見つかった救命ボートが、このヘリに積まれていたものであることがわかった。ヘリには10人が乗っていて、捜索活動が続いている。
6日午後4時前、陸上自衛隊第8師団所属のへリが、宮古島周辺を飛行中にレーダーから消え、行方不明となった。
ヘリに乗っていた坂本雄一第8師団長ら10人の安否はわかっておらず、自衛隊は海上保安庁とともに捜索を行っている。
海上保安庁によると、捜索に当たっている巡視船がきょう7日、「陸上自衛隊」と書かれたドアなどを、島の近くの海域で発見し、引き揚げた。
また、これまでの捜索で見つかった黄色の救命ボートは、製造番号から、このヘリに積まれていたものであることがわかった。
さらにヘリは定期点検の後、事故発生までに5時間しか飛行していなかったことも新たに分かった。
浜田防衛相は7日午前8時半ごろ、「事故発生当初から、夜を徹して現場周辺の捜索を行っておりますが、機体に搭乗していた坂本雄一第8師団長、ほか9名について、現在発見に至っておりません」と、時折声を詰まらせながら述べた。
坂本師団長は3月末に就任したばかりで、南西防衛の重要拠点である宮古島を、自ら確認するための偵察飛行中の事故とみられる。
(「Live News days」4月7日放送より)

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