茂木健一郎氏「クソみたいな教師」発言が大炎上…ブラック校則改善の気運に冷や水

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脳科学者・茂木健一郎氏の発言が“炎上”している。
暇すぎないか?河野太郎大臣…“所管外”のセンバツ「ペッパーミル」論争にガッツリ参戦 発端は、毎日新聞が3月28日に配信した《黒人伝統の髪形は校則違反? 隔離された卒業生「返事もできず」》と題した記事。 かいつまんで言うと、兵庫県立高の3年生の男子生徒が、黒人である父親のルーツを踏まえた「コーンロー」というヘアスタイルで卒業式に出席しようとしたら、髪形が「校則違反」であるとして卒業生用の席に座らせてもらえず、他の生徒がいない2階席に隔離されたという。

これに激怒した茂木氏が、同日付で《クソみたいな教師たち、最低の学校。恥を知れ。生徒がかわいそう。隔離された子も、そのほかのすべての子も》とツイート。さらに《髪型をあれこれ言うことに何か意味があると思っている頭の悪い教師たちが日本中にいると思うと残念でたまらない。多様性を大切にせず、本質がわからない。アホどもに、牛耳らせていると、国が、滅びるぜ》と続けたが、この発言が炎上。 ネット上では《感情に任せて汚い言葉で教師を攻撃し、学校まで侮辱している》《科学者を名乗る大人のやることとは思えない》などと、矛先が茂木氏にも向かってしまっている。■県立高をかばう声も「それどころか《事前に確認しなかった男子生徒が悪い》《卒業式でも校則を守らせたのは立派》などと、県立高をかばう声が増え始めています。今回のケースの是非はさておき、最近は下着の色まで指定といった明らかに理不尽な“ブラック校則”を問題視する機運が高まっている。今回のケースも議論の叩き台になるかもしれなかったのに、茂木氏のツイートのせいで、話が望まない方向にズレてしまった。生徒や保護者、教師の中にもおかしな校則は変えていこうという思いはある。そのためには冷静な議論が必要なのに、これでは逆効果でしょう。むしろ議論が後退してしまった印象です」(教育委員会関係者) 怒りだけでは、ブラック校則は変えられないか。
発端は、毎日新聞が3月28日に配信した《黒人伝統の髪形は校則違反? 隔離された卒業生「返事もできず」》と題した記事。
かいつまんで言うと、兵庫県立高の3年生の男子生徒が、黒人である父親のルーツを踏まえた「コーンロー」というヘアスタイルで卒業式に出席しようとしたら、髪形が「校則違反」であるとして卒業生用の席に座らせてもらえず、他の生徒がいない2階席に隔離されたという。
これに激怒した茂木氏が、同日付で《クソみたいな教師たち、最低の学校。恥を知れ。生徒がかわいそう。隔離された子も、そのほかのすべての子も》とツイート。さらに《髪型をあれこれ言うことに何か意味があると思っている頭の悪い教師たちが日本中にいると思うと残念でたまらない。多様性を大切にせず、本質がわからない。アホどもに、牛耳らせていると、国が、滅びるぜ》と続けたが、この発言が炎上。
ネット上では《感情に任せて汚い言葉で教師を攻撃し、学校まで侮辱している》《科学者を名乗る大人のやることとは思えない》などと、矛先が茂木氏にも向かってしまっている。
■県立高をかばう声も
「それどころか《事前に確認しなかった男子生徒が悪い》《卒業式でも校則を守らせたのは立派》などと、県立高をかばう声が増え始めています。今回のケースの是非はさておき、最近は下着の色まで指定といった明らかに理不尽な“ブラック校則”を問題視する機運が高まっている。今回のケースも議論の叩き台になるかもしれなかったのに、茂木氏のツイートのせいで、話が望まない方向にズレてしまった。生徒や保護者、教師の中にもおかしな校則は変えていこうという思いはある。そのためには冷静な議論が必要なのに、これでは逆効果でしょう。むしろ議論が後退してしまった印象です」(教育委員会関係者)
怒りだけでは、ブラック校則は変えられないか。

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