命の次に大切な60万円相当のアニメグッズを全部売ってみた…総額に驚きと涙

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給料は上がらないのに、度重なる値上げ。財布が寒いなか、いま中古品に熱い視線が注がれている。年末の大掃除で出た“お宝”を売り、生活防衛に励もう!今回は、60万円相当のアニメグッズを売却したらいくらになったのか検証してみた。◆命の次に大切なアニメグッズを全部手放すことを決心
「僕は28歳で会社を辞めてサイドFIREを達成したのですが、その過程でミニマリストを目指し、大好きなアニメ『アイカツ!』のグッズを処分しました。『買わずに後悔するより買って後悔しよう』と何でも買っていましたが、家計を圧迫していると気づき、手放すことにしたんです」
そう話すのは3年前に“命の次に大切”なアニメグッズを全部手放したひこすけ氏だ。
新しいグッズが出るたび買い集めたグッズの総額はおよそ60万円。そのほとんどが、新品未使用のままだった。
◆自分の中で買い物の基準ができた
「まず、缶バッジや同人誌など、こまごましたグッズは、専門の買い取りサービスでまとめ売りをして約4万円。フリマアプリには、フィギュア(定価1.8万円→売価1万円)や12枚組のCD BOX(同3.3万円→4万円)、エンディングの映像に登場したLPレコード(同4860円→1万円)などを出品しました。
おかげで今は、欲しいものを購入する前に中古の相場を調べ、値崩れしていなければ買うようにしています。自分の中で買い物の基準ができた点で、良い経験になりました」
◆愛と勇気を持ってグッズを手放した結果、新しい自分に出会えた
処分したアイテムの売り上げは、総額10万円ほど。捨てるにはしのびない程度の気持ちで売ったのに、まとまった金額になり驚いたという。
「もちろん今でも、『アイカツ!』が大好きです。グッズを購入して応援する方法もありますが、ライブに行ったりアニメの感想をネットに書いたりして作品に貢献する方法もあるんですよね」
愛と勇気を持ってグッズを手放したひこすけ氏は、新しい自分に出会えたようだ。
【漫画家・イラストレーター ひこすけ氏】資産900万円でサイドFIREを達成。現在はブログとYouTubeの副業、投資で生計を立てつつ自身の漫画をアニメ化するため奮闘中
<取材・文/週刊SPA!編集部>

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