2年前のつくだ煮を再利用 「根拠不十分」と行政指導

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大阪市中央区の老舗つくだ煮店「神宗」が、2年前に製造して冷凍保存していた塩昆布やちりめんさんしょうなどの製品を再利用し、新たな原材料と混ぜて販売していたことが8日、大阪市保健所への取材で分かった。保健所は、保存製品を再利用する際に同社が独自に設定していた使用期限を問題視し、「科学的・合理的根拠が不十分な製品を使用した」として行政指導した。
同社は、ホームページ上に謝罪文を掲載。自社の経験や科学的検証結果に基づいて、再利用できる使用期間を設定してきたとした上で、「常温よりも劣化が少ない冷凍保存のため、品質に問題がないと判断した」と釈明した。

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