鳥栖の両親殺害、九州大生の長男「父親から学業について指摘され恨んでいた」

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佐賀県鳥栖市の住宅で両親を刃物で殺害したとして、福岡市に住む九州大生の長男(19)が殺人容疑で逮捕された事件で、長男が「父親から学業などについて指摘され、恨んでいた」という趣旨の供述をしていることが捜査関係者への取材でわかった。
県警は動機につながるとみて調べている。
県警の発表などによると、長男は9日、鳥栖市内の実家で、50歳代の父親と40歳代の母親を刃物のようなもので切りつけるなどして殺害した疑い。同日午後5時半頃、2階建て住宅の1階居間で夫婦が首から血を流して倒れているのを帰宅した10歳代の長女が発見した。
捜査関係者によると、2人には多数の刺し傷や切り傷があった。死因はいずれも失血死。父親は居間の窓際近くに倒れており、首に深い刺し傷があった。夫婦は長女との3人暮らしで、長男は「9日の日中に自分の車で実家を訪れた」「ナイフで刺したことは間違いない」などと供述しているという。県警は長男の車から3本の刃物を押収している。

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