月収500円だった元「仮面女子」橋本ゆき氏、渋谷区議になって年収1000万円に「今は十分すぎる金額をいただいている」【給与明細・実物公開】

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「遊びにお金を使うことはほぼないのですが、最近は『ハーゲンダッツ』をふつうに買えるようになりました(笑)」
4月の統一地方選を前に、全国で議員の「なり手不足」が叫ばれている。激務と報酬の低さが原因だという。地方議員に実際の “給与明細” を見せてもらうと――。
地下アイドルグループ「仮面女子」元メンバーで、2019年から渋谷区議を務める橋本ゆき氏(30)はこう語る。
「芸能事務所に入った当初は、月収500円でした(笑)。『東大卒アイドル』としてテレビに出ていたころと比べても、今は十分すぎる報酬をいただいていると思います」
渋谷区議の報酬は月額61万1000円。期末手当と合わせた年収は1000万円以上になる。
「私は33人の渋谷区議のなかで最年少ですが、報酬はベテラン区議と同額です。
だからこそ、私は渋谷という街をつくっている人たちとの関わりを、もっともっと築いていかなければならないんです。商工会や町会、職業団体の皆さんとの会合には、極力出るようにしています。
ですが、そういう会合の会費は、5000円とか1万円くらいするんです。1月は、ウーロン茶を少しいただいて次の会合へ……という日が連日続きました」
朝5時半に起きて街頭に立ち、午前中に議会へ。夕方に議会が終わってからも、会合や勉強会、イベントでスケジュールは埋まっている。何もない日は、再び街頭演説だ。
「2カ月以上休んでいないんですが、政治活動に全力投球できる報酬をいただいていると思っています。
渋谷区は個性的なパワーが集まる『ちがいをちからに変える街』。健康上の問題があったり、不登校で授業を受けられないお子さんなどが、アバターで参加できる仕組みを構築したり、人が繋がる場所や仕組みなど、多様な選択肢を作っていきたいですね」

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