「日本一の暴走」「異次元空間でワクワク」集団暴走の若者25人検挙 成人式に“渦巻き走行” その言い分に「あ然」

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千葉県・九十九里町で、成人式の当日に、バイクや車で集団暴走を繰り返したとして、25人が検挙された。地元では、10年ほど前から、いわゆる「成人式暴走」が伝統となっていたという。
道路交通法違反(共同危険行為)の疑いで検挙されのは、16歳~20歳(新成人)の男25人。このうち7人は逮捕され、残りの18人は書類送検だった。
この25人は、去年1月9日の成人式当日、九十九里町の会場前の交差点で、車1台・バイク16台に分乗。交差点内をぐるぐると回る、いわゆる「渦巻き走行」などの暴走を繰り返した疑いがもたれている。25人は、地元の小中学校の同級生や先輩・後輩の間柄。
九十九里町では、10年ほど前から、成人式の当日に、一部の新成人が暴走行為に及ぶ、いわゆる「成人式暴走」が伝統となっていたという。特に直近の3~4年が悪質だったため、千葉県警が警戒していたところ、捜査車両の目の前で、渦巻き暴走が行われたという。その後、成人式暴走に参加した25人を特定し、検挙することになった。
調べに対し25人全員が容疑を認めている。「自分達の暴走は迫力があって、今でも日本一の暴走だと思っている」「暴走自体が派手で、異次元空間にいるようでわくわくした」「地元の人もこの日だけは多めに見てくれると思った」「過去にも成人式の暴走に参加したが、自分達の暴走は最高だったし、後悔していない」などと供述している。
なお、この25人は、県警が認定している「暴走族」には所属していないという。

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