「次元が違いすぎる」激戦の第5局、大盤解説会も興奮 王将戦

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島根県大田市の国民宿舎「さんべ荘」で行われた第72期ALSOK杯王将戦七番勝負(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催、ALSOK特別協賛)の第5局は2日目の26日、大盤解説会が開かれ、約150人のファンが藤井聡太王将(20)と羽生善治九段(52)の熱戦を見守った。
藤井が「形勢を悲観した」羽生の一手とは? 25、26日とも開催された大盤解説会にはそれぞれ150人の定員を大きく上回る1600人以上の応募があった。この日は、島根県出雲市出身の里見香奈白玲や、西川和宏六段らが登壇。1日目からの展開をユーモアを交えて紹介し、将棋ファンらが熱心に耳を傾けていた。

広島市から訪れた会社員の香川斉仁さん(55)は「世代的には羽生さんを応援しているが、中盤までは藤井さんが流れをつかんでいる」と見ていた。終盤、羽生九段が盛り返したことについて「さすが羽生さん、ただでは転ばない。二人の次の一手を予想しても思い浮かばないくらい次元が違いすぎる」と興奮気味に話した。松江市の小学1年、大西波瑠さん(7)は将棋の入門書を持参。「里見さんにも会えたし、封じ手を書いた紙の実物が見られてよかった。腕を磨いて(藤井)聡太くんみたいになりたい」と話していた。【松原隼斗】
25、26日とも開催された大盤解説会にはそれぞれ150人の定員を大きく上回る1600人以上の応募があった。この日は、島根県出雲市出身の里見香奈白玲や、西川和宏六段らが登壇。1日目からの展開をユーモアを交えて紹介し、将棋ファンらが熱心に耳を傾けていた。
広島市から訪れた会社員の香川斉仁さん(55)は「世代的には羽生さんを応援しているが、中盤までは藤井さんが流れをつかんでいる」と見ていた。終盤、羽生九段が盛り返したことについて「さすが羽生さん、ただでは転ばない。二人の次の一手を予想しても思い浮かばないくらい次元が違いすぎる」と興奮気味に話した。松江市の小学1年、大西波瑠さん(7)は将棋の入門書を持参。「里見さんにも会えたし、封じ手を書いた紙の実物が見られてよかった。腕を磨いて(藤井)聡太くんみたいになりたい」と話していた。【松原隼斗】

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