池袋暴走事故の遺族が「被害者ノート」の普及要請 国交相に

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2019年4月に起きた池袋暴走事故で妻子を亡くした松永拓也さん(36)らが24日、斉藤鉄夫国土交通相と面会し、交通事故の被害者や遺族が受けられる支援などをまとめた「交通事故被害者ノート」のさらなる普及を要請した。
失ったのは金だけじゃない 特殊詐欺被害の現実 ノートは国交省が一般社団法人「関東交通犯罪遺族の会(あいの会)」などの協力を受けて作成した冊子。交通事故の被害者遺族などからの「支援制度を知らずに活用できなかった」「被害に遭った後に取るべき対応を知りたい」といった声に応えたもので、昨年12月から全国の支援窓口などで配布している。 この日は、あいの会の小沢樹里代表理事(42)や副代表理事の松永さんら5人が斉藤国交相と面会。被害者や遺族が関わる機会の多い保険会社を通じてノートを配布してもらうことなどを求めた。面会後、松永さんは「私も当初はどうしてよいか分からず、混乱した。やるべき手続きなどがまとまったノートが広がることで、少しでも救われる被害者がいるのではないか」と話した。【高井瞳】
ノートは国交省が一般社団法人「関東交通犯罪遺族の会(あいの会)」などの協力を受けて作成した冊子。交通事故の被害者遺族などからの「支援制度を知らずに活用できなかった」「被害に遭った後に取るべき対応を知りたい」といった声に応えたもので、昨年12月から全国の支援窓口などで配布している。
この日は、あいの会の小沢樹里代表理事(42)や副代表理事の松永さんら5人が斉藤国交相と面会。被害者や遺族が関わる機会の多い保険会社を通じてノートを配布してもらうことなどを求めた。面会後、松永さんは「私も当初はどうしてよいか分からず、混乱した。やるべき手続きなどがまとまったノートが広がることで、少しでも救われる被害者がいるのではないか」と話した。【高井瞳】

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