寺に侵入し200万窃盗疑い 24歳男を再逮捕 寺狙った窃盗相次ぐ被害1.5億円超か

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去年9月、宮城県内にある寺に忍び込み、現金およそ200万円を盗んだとして館林市出身の24歳の男が再逮捕されました。群馬県内では、寺を狙った窃盗で1億5200万円の被害が出ていて警察が関連を調べています。
窃盗と建造物侵入の疑いで再逮捕されたのは館林市出身の住所不定、無職の大澤匠容疑者(24)です。県警によりますと、大澤容疑者は去年9月25日の未明、宮城県気仙沼市内の寺に忍び込み、僧侶の55歳の男性が所有する現金およそ200万円を盗んだ疑いが持たれています。関係者の話や防犯カメラの映像などから大澤容疑者の犯行を特定したということです。
大澤容疑者は今年1月、昭和村の住宅でダイヤル式ロッカーを盗んだとして窃盗などの疑いで逮捕されていました。県警は、捜査に支障があるとして、認否を明らかにしていません。
県警によりますと、おととしから去年にかけて、県内の寺を狙った侵入窃盗事件が93件発生していて、被害額は1億5200万円にのぼるとみられます。一連の事件でこれまで12人を逮捕していて、県警は、大澤容疑者にさらなる余罪があるとみて詳しく調べを進めています。

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