福岡市西区の海岸のテントで17日朝に男性の遺体が見つかった事件で、テントは16日夕にはなかった可能性が高いことが、複数の周辺住民への取材で明らかになった。遺体に引きずられた跡がなかったことも、捜査関係者への取材で新たに判明。男性は16日夜以降、海岸を訪れて現場で殺害された可能性があり、福岡県警が経緯を調べている。
福岡市の海岸に男性遺体、殺人容疑で捜査 首に縄巻かれ、近くに練炭 県警によると、死亡したのは住居・職業不詳、山本駿一さん(26)。17日午前9時5分ごろ、西区今宿青木の長垂海岸の砂浜に設営されたテントから、上半身だけ出して倒れているのが見つかった。首には縄状のものが巻かれ、死因は首を圧迫されたことによる窒息死。17日午前3~6時ごろに殺害されたとみられる。 16日夕に犬の散歩で現場を訪れた男性(50)は「夕方6時~6時半ごろに見たが、テントはなかった。今の時期に浜辺にテントを張る人はおらず、すぐ分かる」と話した。犬の散歩で毎日通るという女性(52)も16日午後5時半~同6時ごろに通ったが、テントはなかったという。【河慧琳、佐藤緑平】
県警によると、死亡したのは住居・職業不詳、山本駿一さん(26)。17日午前9時5分ごろ、西区今宿青木の長垂海岸の砂浜に設営されたテントから、上半身だけ出して倒れているのが見つかった。首には縄状のものが巻かれ、死因は首を圧迫されたことによる窒息死。17日午前3~6時ごろに殺害されたとみられる。
16日夕に犬の散歩で現場を訪れた男性(50)は「夕方6時~6時半ごろに見たが、テントはなかった。今の時期に浜辺にテントを張る人はおらず、すぐ分かる」と話した。犬の散歩で毎日通るという女性(52)も16日午後5時半~同6時ごろに通ったが、テントはなかったという。【河慧琳、佐藤緑平】