埼玉・飯能3人死亡 米国籍男性の妻殺害容疑で40歳を再逮捕

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埼玉県飯能市の住宅で2022年12月に男女3人が殺害された事件で、県警は16日、米国籍のビショップ・ウィリアム・ロス・ジュニアさん(当時69歳)に対する殺人容疑で送検された斎藤淳容疑者(40)を、ビショップさんの妻への殺人容疑で再逮捕した。「私の知らないことです」と否認しているという。
【現場の状況は…埼玉・飯能3人殺害】 再逮捕容疑は22年12月25日午前7時10~30分ごろ、飯能市美杉台4の住宅で暮らすビショップさんの妻、森田泉さん(同68歳)を鈍器のようなもので殴るなどし、前頸部(けいぶ)損傷による出血性ショックで殺害したとしている。

県警は、斎藤容疑者宅から血痕が付いた手袋を押収したと明らかにした。容疑者が手袋をすることで凶器に指紋を残さないようにしたとみている。また、一部焼失した住宅内では油成分が検出され、放火された形跡があったが、灯油を使う暖房器具は確認されなかった。県警は、容疑者が凶器や油などを事前に準備した疑いがあるとみて調べる。 事件では、ビショップさんと森田さんのほか、夫妻の長女で東京都在住の森田ソフィアナ恵さん(同32歳)も殺害された。県警は恵さん殺害についても、斎藤容疑者が関与したとみて裏付けを進める。 斎藤容疑者は08年ごろから現場近くの戸建て住宅に1人で暮らしていた。少なくともこの数年は仕事をしておらず、母親からの仕送りに頼って生活していたとみられる。事件当日の夜、ビショップさんに対する殺人未遂容疑で逮捕された後、殺人容疑で送検されていた。【平本絢子、成澤隼人】
再逮捕容疑は22年12月25日午前7時10~30分ごろ、飯能市美杉台4の住宅で暮らすビショップさんの妻、森田泉さん(同68歳)を鈍器のようなもので殴るなどし、前頸部(けいぶ)損傷による出血性ショックで殺害したとしている。
県警は、斎藤容疑者宅から血痕が付いた手袋を押収したと明らかにした。容疑者が手袋をすることで凶器に指紋を残さないようにしたとみている。また、一部焼失した住宅内では油成分が検出され、放火された形跡があったが、灯油を使う暖房器具は確認されなかった。県警は、容疑者が凶器や油などを事前に準備した疑いがあるとみて調べる。
事件では、ビショップさんと森田さんのほか、夫妻の長女で東京都在住の森田ソフィアナ恵さん(同32歳)も殺害された。県警は恵さん殺害についても、斎藤容疑者が関与したとみて裏付けを進める。
斎藤容疑者は08年ごろから現場近くの戸建て住宅に1人で暮らしていた。少なくともこの数年は仕事をしておらず、母親からの仕送りに頼って生活していたとみられる。事件当日の夜、ビショップさんに対する殺人未遂容疑で逮捕された後、殺人容疑で送検されていた。【平本絢子、成澤隼人】

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