返礼品のマツタケ産地偽装に無罪 ふるさと納税、盛岡地裁

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盛岡地方裁判所=岩手県盛岡市内丸
岩手県八幡平市から委託されたふるさと納税の返礼品発送で、マツタケの産地を偽ったとして、不正競争防止法違反の罪に問われた一般社団法人ドリームプロジェクトと、同法人代表理事を務めていた関欣哉被告(61)の判決で、盛岡地裁は13日、いずれも無罪を言い渡した。求刑はそれぞれ罰金50万円だった。
中島真一郎裁判長は判決理由で、段ボールの「八幡平市の生産者よりたくさんの『ありがとう』の気持ちをこめて」との記載や、添付された送り状の「岩手県八幡平市産」との印字は「原産地を示すような独自の意味合いを認めることはできない」と指摘した。

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