《傷害でボクサー逮捕》「顔を殴られた、助けてください!」20歳の交際女性に鉄拳を振るったイケメン淳(32)の「女癖」と「ボクシングへの情熱」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

青コーナーより、イケメン淳(あつし)選手の入場です――。
【画像】女性を殴って逮捕された鈴木淳容疑者 2022年6月12日、3000人を収容する東京の「アリーナ立川立飛」で開かれたボクシング大会のメインイベント。スポットライトに照らされながらリングへと歩みを進める鈴木淳容疑者(32)の目にはボクサーとしての闘志が宿っていた。 結果は判定負けだったが、格上の日本ランカーの猛攻を浴びながらも、ひるまず接近して強烈な左フックを打ち返す姿には、32歳のベテランボクサーとしての意地がにじみ出ていた。

傷害容疑で逮捕された「イケメン淳」こと鈴木淳容疑者(写真右)『助けてください。警察呼んでください!』女性は全治4週間のケガ イケメン淳――特異なリングネームどおりの甘いマスクを持つ彼が、磨き上げてきた拳を20歳の交際相手の女性に向けてしまったのは、試合から半年後の2022年12月25日、クリスマス当日の深夜。 自宅近くの路上で女性の胸ぐらをつかんで引き倒したうえ、顔を蹴るなどの暴行を加えて怪我を負わせたとして、千葉県警がイケメン淳こと鈴木淳容疑者を傷害容疑で逮捕したのは1月10日のことだった。全国紙社会部記者が話す。「クリスマス当日、女性と一緒に歩いていた際に何らかのトラブルになったようで、鈴木容疑者は1分間にわたって暴行を続けました。女性は右目の骨を折るなど、全治4週間のケガを負っています。鈴木容疑者は犯行後に現場を立ち去っており、残された女性が通行人に『顔を殴られた、助けてください。警察呼んでください!』と助けを求めたようです。その後、女性は被害届を提出し、逮捕となりました」 現場は最寄り駅から少し離れた住宅街の歩道で、近隣住民によると深夜には滅多に人が通らない静かな場所だという。鈴木容疑者の所属ジムは現場からわずか200メートルにあり、ジムは11日、「格闘家(プロボクサー)として、技を磨き、リングで夢を与えるプロ選手として、絶対に許される事ではありません」とFacebookで謝罪声明を出した。聖夜の路上で、2人の間にいったい何があったのか。真面目で強く、後輩の面倒見も良いボクサーという印象だった 鈴木容疑者は豊かな山林に囲まれた山形県西置賜郡で生まれ育った。野球部に所属し高校までを地元で過ごした後、「プロボクサーになるため」と20歳で上京した。対戦成績は18戦7勝(2KO)9敗2分と負け越しているが、「強いボクサーだった」と振り返るのは鈴木容疑者と対戦経験もある元ボクサーの男性だ。「最初に会った時は、真面目で強く、後輩の面倒見も良いボクサーという印象でした。あまりベラベラと自分のことは語りませんでしたが、学生時代から喧嘩が強くてずっとボクシングに興味があったと言ってました。彼に最後に会ったのは1年前です。酒の量も増えてたし体重を気にする様子もなく、ボクシングへの熱が以前よりなくなっていた気がしました」 32歳という、ボクサーとしては深刻な年齢に突き当たり心境に変化があったのか。元ボクサーの男性が続ける。「何度か焼肉に連れていってもらった時は、『これはお前らが食え』と後輩優先で食わせてくるし、全額奢ってくれましたね。会長がつけたというリングネームの通り、顔が良くて気前がいいんで女性ファンは多かったですよ。所属ジムにも彼をお目当てに体験に来る30~40代の女性もいたぐらいです。本人は“イケメン”というリングネームを恥ずかしく思っていて、少し嫌がっていましたけどね(笑)」 所属ジムのFacebookには、鈴木容疑者が子供たちにボクシングのステップを真剣に指導する動画が投稿されている。評判通り、ボクシングに対しては真摯で面倒見の良い一面は確かにあったようだ。浮気が原因の喧嘩別れも頻繁にあった「ただ、プライベートでは……」と口を濁すのは鈴木容疑者を知る後輩のボクサーである。「あの顔ですから、とにかくモテましたよ。交際相手もコロコロ変わっていましたね。金遣いが荒くてよく夜の街に飲みに行っては、水商売系の年下の女性をひっかけていました。同時期に2人の女性と付き合っていたこともあって、『どっちが本命でどっちが浮気相手だっけ?』と、こちらが混乱することも多々ありました」 派手に遊んでいたわりに、交際相手への執着は強かったともいう。「水商売の元カノから聞いた話では、淳さんは嫉妬心が強い性格で『あの晩何してたん?』と詰められることが頻繁にあったそうです。『客とアフターに行ったと答えた時には、キレすぎて収めるのが大変だった』とタメ息をついていました。ただ、淳さん自身も浮気はしょっちゅうで、それがバレたことが原因の喧嘩別れも頻繁だったようです」酔うと暴言を吐いたり、殴ってくることも 格闘家やボクサーは拳そのものが凶器になる。ゆえに試合以外の場でその“凶器”を用いることは厳に慎むべきというのは常識だが、鈴木容疑者はたびたび“手”の出るタイプだった。「昔、淳さんが『浮気を疑われて彼女に殴られた』ときまりが悪そうに話していたことがあります。その時は『彼女を手で押して離れさせた』と言っていて、殴り返してはないと言っていましたが、本当かどうか……。自ら積極的に手を出すタイプではないですが、酔っ払っていれば反射的に手が出てもおかしくはない。というのも、普段は本当に良い人なんですが、酔っ払うととにかく面倒くさかったんです。僕ら男には暴言を吐いたり、殴ってくることがしょっちゅうでした。本人は軽く叩くぐらいの気持ちなんでしょうが、酔っ払って加減がわかっておらず、アザができるぐらい痛かった。今回の事件も酒が入っていたんじゃないかと思いますが、女性の顔面を蹴るのはさすがにやりすぎです。ライセンスは剥奪でしょう」 ベテランボクサーの夢は、リングの外に散った。調べに対し、鈴木容疑者は『間違いありません』と容疑を認めているという。(「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班))
2022年6月12日、3000人を収容する東京の「アリーナ立川立飛」で開かれたボクシング大会のメインイベント。スポットライトに照らされながらリングへと歩みを進める鈴木淳容疑者(32)の目にはボクサーとしての闘志が宿っていた。
結果は判定負けだったが、格上の日本ランカーの猛攻を浴びながらも、ひるまず接近して強烈な左フックを打ち返す姿には、32歳のベテランボクサーとしての意地がにじみ出ていた。
傷害容疑で逮捕された「イケメン淳」こと鈴木淳容疑者(写真右)
イケメン淳――特異なリングネームどおりの甘いマスクを持つ彼が、磨き上げてきた拳を20歳の交際相手の女性に向けてしまったのは、試合から半年後の2022年12月25日、クリスマス当日の深夜。
自宅近くの路上で女性の胸ぐらをつかんで引き倒したうえ、顔を蹴るなどの暴行を加えて怪我を負わせたとして、千葉県警がイケメン淳こと鈴木淳容疑者を傷害容疑で逮捕したのは1月10日のことだった。全国紙社会部記者が話す。
「クリスマス当日、女性と一緒に歩いていた際に何らかのトラブルになったようで、鈴木容疑者は1分間にわたって暴行を続けました。女性は右目の骨を折るなど、全治4週間のケガを負っています。鈴木容疑者は犯行後に現場を立ち去っており、残された女性が通行人に『顔を殴られた、助けてください。警察呼んでください!』と助けを求めたようです。その後、女性は被害届を提出し、逮捕となりました」
現場は最寄り駅から少し離れた住宅街の歩道で、近隣住民によると深夜には滅多に人が通らない静かな場所だという。鈴木容疑者の所属ジムは現場からわずか200メートルにあり、ジムは11日、「格闘家(プロボクサー)として、技を磨き、リングで夢を与えるプロ選手として、絶対に許される事ではありません」とFacebookで謝罪声明を出した。聖夜の路上で、2人の間にいったい何があったのか。真面目で強く、後輩の面倒見も良いボクサーという印象だった 鈴木容疑者は豊かな山林に囲まれた山形県西置賜郡で生まれ育った。野球部に所属し高校までを地元で過ごした後、「プロボクサーになるため」と20歳で上京した。対戦成績は18戦7勝(2KO)9敗2分と負け越しているが、「強いボクサーだった」と振り返るのは鈴木容疑者と対戦経験もある元ボクサーの男性だ。「最初に会った時は、真面目で強く、後輩の面倒見も良いボクサーという印象でした。あまりベラベラと自分のことは語りませんでしたが、学生時代から喧嘩が強くてずっとボクシングに興味があったと言ってました。彼に最後に会ったのは1年前です。酒の量も増えてたし体重を気にする様子もなく、ボクシングへの熱が以前よりなくなっていた気がしました」 32歳という、ボクサーとしては深刻な年齢に突き当たり心境に変化があったのか。元ボクサーの男性が続ける。「何度か焼肉に連れていってもらった時は、『これはお前らが食え』と後輩優先で食わせてくるし、全額奢ってくれましたね。会長がつけたというリングネームの通り、顔が良くて気前がいいんで女性ファンは多かったですよ。所属ジムにも彼をお目当てに体験に来る30~40代の女性もいたぐらいです。本人は“イケメン”というリングネームを恥ずかしく思っていて、少し嫌がっていましたけどね(笑)」 所属ジムのFacebookには、鈴木容疑者が子供たちにボクシングのステップを真剣に指導する動画が投稿されている。評判通り、ボクシングに対しては真摯で面倒見の良い一面は確かにあったようだ。浮気が原因の喧嘩別れも頻繁にあった「ただ、プライベートでは……」と口を濁すのは鈴木容疑者を知る後輩のボクサーである。「あの顔ですから、とにかくモテましたよ。交際相手もコロコロ変わっていましたね。金遣いが荒くてよく夜の街に飲みに行っては、水商売系の年下の女性をひっかけていました。同時期に2人の女性と付き合っていたこともあって、『どっちが本命でどっちが浮気相手だっけ?』と、こちらが混乱することも多々ありました」 派手に遊んでいたわりに、交際相手への執着は強かったともいう。「水商売の元カノから聞いた話では、淳さんは嫉妬心が強い性格で『あの晩何してたん?』と詰められることが頻繁にあったそうです。『客とアフターに行ったと答えた時には、キレすぎて収めるのが大変だった』とタメ息をついていました。ただ、淳さん自身も浮気はしょっちゅうで、それがバレたことが原因の喧嘩別れも頻繁だったようです」酔うと暴言を吐いたり、殴ってくることも 格闘家やボクサーは拳そのものが凶器になる。ゆえに試合以外の場でその“凶器”を用いることは厳に慎むべきというのは常識だが、鈴木容疑者はたびたび“手”の出るタイプだった。「昔、淳さんが『浮気を疑われて彼女に殴られた』ときまりが悪そうに話していたことがあります。その時は『彼女を手で押して離れさせた』と言っていて、殴り返してはないと言っていましたが、本当かどうか……。自ら積極的に手を出すタイプではないですが、酔っ払っていれば反射的に手が出てもおかしくはない。というのも、普段は本当に良い人なんですが、酔っ払うととにかく面倒くさかったんです。僕ら男には暴言を吐いたり、殴ってくることがしょっちゅうでした。本人は軽く叩くぐらいの気持ちなんでしょうが、酔っ払って加減がわかっておらず、アザができるぐらい痛かった。今回の事件も酒が入っていたんじゃないかと思いますが、女性の顔面を蹴るのはさすがにやりすぎです。ライセンスは剥奪でしょう」 ベテランボクサーの夢は、リングの外に散った。調べに対し、鈴木容疑者は『間違いありません』と容疑を認めているという。(「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班))
現場は最寄り駅から少し離れた住宅街の歩道で、近隣住民によると深夜には滅多に人が通らない静かな場所だという。鈴木容疑者の所属ジムは現場からわずか200メートルにあり、ジムは11日、「格闘家(プロボクサー)として、技を磨き、リングで夢を与えるプロ選手として、絶対に許される事ではありません」とFacebookで謝罪声明を出した。聖夜の路上で、2人の間にいったい何があったのか。
鈴木容疑者は豊かな山林に囲まれた山形県西置賜郡で生まれ育った。野球部に所属し高校までを地元で過ごした後、「プロボクサーになるため」と20歳で上京した。対戦成績は18戦7勝(2KO)9敗2分と負け越しているが、「強いボクサーだった」と振り返るのは鈴木容疑者と対戦経験もある元ボクサーの男性だ。
「最初に会った時は、真面目で強く、後輩の面倒見も良いボクサーという印象でした。あまりベラベラと自分のことは語りませんでしたが、学生時代から喧嘩が強くてずっとボクシングに興味があったと言ってました。彼に最後に会ったのは1年前です。酒の量も増えてたし体重を気にする様子もなく、ボクシングへの熱が以前よりなくなっていた気がしました」
32歳という、ボクサーとしては深刻な年齢に突き当たり心境に変化があったのか。元ボクサーの男性が続ける。「何度か焼肉に連れていってもらった時は、『これはお前らが食え』と後輩優先で食わせてくるし、全額奢ってくれましたね。会長がつけたというリングネームの通り、顔が良くて気前がいいんで女性ファンは多かったですよ。所属ジムにも彼をお目当てに体験に来る30~40代の女性もいたぐらいです。本人は“イケメン”というリングネームを恥ずかしく思っていて、少し嫌がっていましたけどね(笑)」 所属ジムのFacebookには、鈴木容疑者が子供たちにボクシングのステップを真剣に指導する動画が投稿されている。評判通り、ボクシングに対しては真摯で面倒見の良い一面は確かにあったようだ。浮気が原因の喧嘩別れも頻繁にあった「ただ、プライベートでは……」と口を濁すのは鈴木容疑者を知る後輩のボクサーである。「あの顔ですから、とにかくモテましたよ。交際相手もコロコロ変わっていましたね。金遣いが荒くてよく夜の街に飲みに行っては、水商売系の年下の女性をひっかけていました。同時期に2人の女性と付き合っていたこともあって、『どっちが本命でどっちが浮気相手だっけ?』と、こちらが混乱することも多々ありました」 派手に遊んでいたわりに、交際相手への執着は強かったともいう。「水商売の元カノから聞いた話では、淳さんは嫉妬心が強い性格で『あの晩何してたん?』と詰められることが頻繁にあったそうです。『客とアフターに行ったと答えた時には、キレすぎて収めるのが大変だった』とタメ息をついていました。ただ、淳さん自身も浮気はしょっちゅうで、それがバレたことが原因の喧嘩別れも頻繁だったようです」酔うと暴言を吐いたり、殴ってくることも 格闘家やボクサーは拳そのものが凶器になる。ゆえに試合以外の場でその“凶器”を用いることは厳に慎むべきというのは常識だが、鈴木容疑者はたびたび“手”の出るタイプだった。「昔、淳さんが『浮気を疑われて彼女に殴られた』ときまりが悪そうに話していたことがあります。その時は『彼女を手で押して離れさせた』と言っていて、殴り返してはないと言っていましたが、本当かどうか……。自ら積極的に手を出すタイプではないですが、酔っ払っていれば反射的に手が出てもおかしくはない。というのも、普段は本当に良い人なんですが、酔っ払うととにかく面倒くさかったんです。僕ら男には暴言を吐いたり、殴ってくることがしょっちゅうでした。本人は軽く叩くぐらいの気持ちなんでしょうが、酔っ払って加減がわかっておらず、アザができるぐらい痛かった。今回の事件も酒が入っていたんじゃないかと思いますが、女性の顔面を蹴るのはさすがにやりすぎです。ライセンスは剥奪でしょう」 ベテランボクサーの夢は、リングの外に散った。調べに対し、鈴木容疑者は『間違いありません』と容疑を認めているという。(「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班))
32歳という、ボクサーとしては深刻な年齢に突き当たり心境に変化があったのか。元ボクサーの男性が続ける。
「何度か焼肉に連れていってもらった時は、『これはお前らが食え』と後輩優先で食わせてくるし、全額奢ってくれましたね。会長がつけたというリングネームの通り、顔が良くて気前がいいんで女性ファンは多かったですよ。所属ジムにも彼をお目当てに体験に来る30~40代の女性もいたぐらいです。本人は“イケメン”というリングネームを恥ずかしく思っていて、少し嫌がっていましたけどね(笑)」
所属ジムのFacebookには、鈴木容疑者が子供たちにボクシングのステップを真剣に指導する動画が投稿されている。評判通り、ボクシングに対しては真摯で面倒見の良い一面は確かにあったようだ。浮気が原因の喧嘩別れも頻繁にあった「ただ、プライベートでは……」と口を濁すのは鈴木容疑者を知る後輩のボクサーである。「あの顔ですから、とにかくモテましたよ。交際相手もコロコロ変わっていましたね。金遣いが荒くてよく夜の街に飲みに行っては、水商売系の年下の女性をひっかけていました。同時期に2人の女性と付き合っていたこともあって、『どっちが本命でどっちが浮気相手だっけ?』と、こちらが混乱することも多々ありました」 派手に遊んでいたわりに、交際相手への執着は強かったともいう。「水商売の元カノから聞いた話では、淳さんは嫉妬心が強い性格で『あの晩何してたん?』と詰められることが頻繁にあったそうです。『客とアフターに行ったと答えた時には、キレすぎて収めるのが大変だった』とタメ息をついていました。ただ、淳さん自身も浮気はしょっちゅうで、それがバレたことが原因の喧嘩別れも頻繁だったようです」酔うと暴言を吐いたり、殴ってくることも 格闘家やボクサーは拳そのものが凶器になる。ゆえに試合以外の場でその“凶器”を用いることは厳に慎むべきというのは常識だが、鈴木容疑者はたびたび“手”の出るタイプだった。「昔、淳さんが『浮気を疑われて彼女に殴られた』ときまりが悪そうに話していたことがあります。その時は『彼女を手で押して離れさせた』と言っていて、殴り返してはないと言っていましたが、本当かどうか……。自ら積極的に手を出すタイプではないですが、酔っ払っていれば反射的に手が出てもおかしくはない。というのも、普段は本当に良い人なんですが、酔っ払うととにかく面倒くさかったんです。僕ら男には暴言を吐いたり、殴ってくることがしょっちゅうでした。本人は軽く叩くぐらいの気持ちなんでしょうが、酔っ払って加減がわかっておらず、アザができるぐらい痛かった。今回の事件も酒が入っていたんじゃないかと思いますが、女性の顔面を蹴るのはさすがにやりすぎです。ライセンスは剥奪でしょう」 ベテランボクサーの夢は、リングの外に散った。調べに対し、鈴木容疑者は『間違いありません』と容疑を認めているという。(「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班))
所属ジムのFacebookには、鈴木容疑者が子供たちにボクシングのステップを真剣に指導する動画が投稿されている。評判通り、ボクシングに対しては真摯で面倒見の良い一面は確かにあったようだ。
「ただ、プライベートでは……」と口を濁すのは鈴木容疑者を知る後輩のボクサーである。
「あの顔ですから、とにかくモテましたよ。交際相手もコロコロ変わっていましたね。金遣いが荒くてよく夜の街に飲みに行っては、水商売系の年下の女性をひっかけていました。同時期に2人の女性と付き合っていたこともあって、『どっちが本命でどっちが浮気相手だっけ?』と、こちらが混乱することも多々ありました」
派手に遊んでいたわりに、交際相手への執着は強かったともいう。
「水商売の元カノから聞いた話では、淳さんは嫉妬心が強い性格で『あの晩何してたん?』と詰められることが頻繁にあったそうです。『客とアフターに行ったと答えた時には、キレすぎて収めるのが大変だった』とタメ息をついていました。ただ、淳さん自身も浮気はしょっちゅうで、それがバレたことが原因の喧嘩別れも頻繁だったようです」
酔うと暴言を吐いたり、殴ってくることも 格闘家やボクサーは拳そのものが凶器になる。ゆえに試合以外の場でその“凶器”を用いることは厳に慎むべきというのは常識だが、鈴木容疑者はたびたび“手”の出るタイプだった。「昔、淳さんが『浮気を疑われて彼女に殴られた』ときまりが悪そうに話していたことがあります。その時は『彼女を手で押して離れさせた』と言っていて、殴り返してはないと言っていましたが、本当かどうか……。自ら積極的に手を出すタイプではないですが、酔っ払っていれば反射的に手が出てもおかしくはない。というのも、普段は本当に良い人なんですが、酔っ払うととにかく面倒くさかったんです。僕ら男には暴言を吐いたり、殴ってくることがしょっちゅうでした。本人は軽く叩くぐらいの気持ちなんでしょうが、酔っ払って加減がわかっておらず、アザができるぐらい痛かった。今回の事件も酒が入っていたんじゃないかと思いますが、女性の顔面を蹴るのはさすがにやりすぎです。ライセンスは剥奪でしょう」 ベテランボクサーの夢は、リングの外に散った。調べに対し、鈴木容疑者は『間違いありません』と容疑を認めているという。(「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班))
格闘家やボクサーは拳そのものが凶器になる。ゆえに試合以外の場でその“凶器”を用いることは厳に慎むべきというのは常識だが、鈴木容疑者はたびたび“手”の出るタイプだった。
「昔、淳さんが『浮気を疑われて彼女に殴られた』ときまりが悪そうに話していたことがあります。その時は『彼女を手で押して離れさせた』と言っていて、殴り返してはないと言っていましたが、本当かどうか……。自ら積極的に手を出すタイプではないですが、酔っ払っていれば反射的に手が出てもおかしくはない。というのも、普段は本当に良い人なんですが、酔っ払うととにかく面倒くさかったんです。僕ら男には暴言を吐いたり、殴ってくることがしょっちゅうでした。本人は軽く叩くぐらいの気持ちなんでしょうが、酔っ払って加減がわかっておらず、アザができるぐらい痛かった。今回の事件も酒が入っていたんじゃないかと思いますが、女性の顔面を蹴るのはさすがにやりすぎです。ライセンスは剥奪でしょう」
ベテランボクサーの夢は、リングの外に散った。調べに対し、鈴木容疑者は『間違いありません』と容疑を認めているという。
(「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班))

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。