阿武町の誤給付、詐欺罪で求刑 田口翔被告に懲役4年6月

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10月の初公判で、山口地裁に向かう田口翔被告
山口県阿武町が誤給付した新型コロナウイルス対策の臨時特別給付金4630万円をオンラインカジノで利用しようと全額を別の口座に振り替えたとして、電子計算機使用詐欺の罪に問われた田口翔被告(24)の第2回公判が27日、山口地裁であり、結審した。検察側は「犯行は大胆で悪質」と懲役4年6月を求刑し、弁護側は同罪は成立しないとして無罪を主張した。
被告は最終意見陳述で「多くの方々にご迷惑をお掛けしました。申し訳ありませんでした」と改めて謝罪した。小松本卓裁判官は判決期日を来年2月28日に指定した。

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