学力テスト性別欄、「どちらにもあてはまらない」「回答しない」追加…多様な性に配慮

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文部科学省は3日、来年度の全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)から、性別欄の選択肢に「どちらにもあてはまらない」と「回答しない」を加えることを決めた。
多様な性に配慮するのが狙い。
この日の有識者会議で報告した。国際的な学力調査で同様の対応が既に行われていることや、国の方針で性的少数者に配慮すべきだとされていることなどが理由。性別による意識差などを調査するため、性別欄の「男」「女」の選択肢は維持する。
全国学力テストは毎年度、小学6年と中学3年を対象に実施されている。来年度は、毎回行われる国語、算数・数学に加え、3年ぶりに中学の英語が行われる。

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