毎年実施の「日中共同世論調査」公表が延期…中国側が申し入れ、高市首相と台湾代表の会談影響か

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【北京=東慶一郎】日本と中国の団体が毎年実施している「日中共同世論調査」の結果公表が延期されたことが3日、分かった。
日本の民間団体「言論NPO」によると、北京で4日、中国側の「中国国際伝播集団」と共同で記者会見を行う予定だったが、1日に中国側から「公務の都合で担当者が不在」との理由で延期の申し入れがあったという。17日に公表する方向で再調整している。
中国外務省は1日、高市首相が韓国・慶州でのアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせて台湾代表と会談したことに抗議しており、影響した可能性がある。

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