維新・藤田共同代表側、公設秘書の会社にビラデザイン名目で2000万円支出…藤田氏投稿「正当な取引」

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日本維新の会の藤田文武共同代表側が、公設第1秘書が代表を務める兵庫県西宮市の会社に2017~24年、ビラデザインなどの名目で計約2000万円分を発注していたと「しんぶん赤旗日曜版」が報じ、藤田氏は30日、X(旧ツイッター)に「すべて実態のある正当な取引だ」と投稿した。
藤田氏が代表を務める衆院大阪12区の選挙区支部と後援会の政治資金収支報告書では、「ポスター印刷製本代」などとして同社に計約850万円を支出。維新が公開している藤田氏の調査研究広報滞在費(旧文書通信交通滞在費)の使途報告書では、「ビラデザイン費用」などとして約1140万円を払っていた。
藤田氏は30日の投稿で「(取引は)適法に行っている。(印刷物は)私の地元選挙区内の数万世帯に国政報告書の形で配布された」などとした。
読売新聞は30日、秘書が代表を務める会社に発注した理由などについて取材を申し込んだが、藤田氏は「SNSで公開したもの以上に答える気はない。定例会見で聞かれたら答える」と回答した。

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