福岡の園バス熱中症死事件、遺族が園側を提訴 「安全管理怠った」

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福岡県中間市の認可保育園「双葉保育園」で2021年7月、園児の倉掛冬生(とうま)ちゃん(当時5歳)が送迎バスの車内に置き去りにされ熱中症で死亡した事件で、冬生ちゃんの父親(30)が、保育園を運営する社会福祉法人「新星会」や当時の園長(45)らを相手取り、計約4600万円の損害賠償を求めて福岡地裁小倉支部に提訴した。11月25日付。
女児、発見時は服脱いだ状態 静岡バス園児死亡 訴状によると、前園長と保育士には園児の安全管理を怠った過失があり、運営法人には使用者責任があるとしている。 事件の刑事裁判では、降車確認を怠るなどして冬生ちゃんを死亡させた業務上過失致死罪で、前園長と保育士を執行猶予付きの有罪とした福岡地裁判決が確定している。 同法人の代理人弁護士は「正式な訴状が届いていないのでコメントできない」としている。【林大樹】
訴状によると、前園長と保育士には園児の安全管理を怠った過失があり、運営法人には使用者責任があるとしている。
事件の刑事裁判では、降車確認を怠るなどして冬生ちゃんを死亡させた業務上過失致死罪で、前園長と保育士を執行猶予付きの有罪とした福岡地裁判決が確定している。
同法人の代理人弁護士は「正式な訴状が届いていないのでコメントできない」としている。【林大樹】

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