田中碧「南部鉄器」愛用がSNSで話題…鉄分摂取で効果、産地はPR協力打診へ

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サッカーFIFAワールドカップ・カタール大会で活躍した日本代表の田中碧選手(24)が、岩手県を代表する伝統工芸品「南部鉄器」を愛用する様子が話題となっているとして、達増知事は8日、県として田中選手に南部鉄器のPR協力を打診する考えを明かした。
田中選手は今大会3試合に出場。スペインを2―1で破ったグループリーグ最終戦では決勝点を挙げ、決勝トーナメント進出に貢献した。大会中のテレビ番組で、田中選手が鉄分摂取のために南部鉄器を使い始め、「数値が改善された」と語る姿が放送されると、SNSなどで大きな反響があったという。
田中選手は前所属のJリーグ・川崎フロンターレ時代に、東日本大震災で被災した陸前高田市の復興支援活動にも参加しており、達増知事はこの日の定例記者会見で、「岩手や南部鉄器をよく知り、自分のため、チームが好成績を挙げるために使ってくれているのは非常にありがたい。協力・連携の形を探っていきたい」と語った。

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