積み木のみ込み意識不明、認可保育施設の0歳児…「重大事故」として国に報告

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

徳島県北島町にある認可保育施設で5日、0歳児クラスに通っていた男児が積み木を誤ってのみ込み、意識不明になっていることがわかった。
県は重大事故として国に報告した。
町によると、5日午後3時40分頃、男児が嘔吐(おうと)し、顔色が悪くなっているのに保育士が気付き、119番した。搬送先の徳島市内の病院で、男児が長さ3センチ、直径2・5センチの円柱形の積み木をのみ込んでいたことが確認されたという。
積み木は0歳児用の市販品で、施設内の高さ60センチの棚に置かれ、自由に手に取って遊べるようにしていた。男児はつかまり立ちができる状態で、保育士は遊んでいるところは見ていたが、積み木がどうやって口に入ったかはわからないと説明しているという。施設では事故当時、0歳児14人を保育士4人で見ていた。
町子育て支援課は再発防止のため、子どもが口に入れてしまうような玩具は管理を徹底するよう町内の保育施設に通知した。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。