天皇皇后両陛下の「御料車」に見慣れぬナンバープレートが……宮内庁インスタが投稿 「初めて見ました」「かっこいい」

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天皇、皇后両陛下は9月28日、第79回国民スポーツ大会の総合開会式に出席するため、滋賀県彦根市を訪れました。宮内庁の公式インスタグラムはこのときの様子を複数の写真で紹介。その中の一枚に、日常ではあまりお見かけすることのないナンバープレートが写っていました。
【写真】御料車の車体後面 見慣れないプレートが2つ
天皇、皇后両陛下が滋賀県内での移動に使用した「御料車」と呼ばれる車。車種はトヨタのセンチュリー。車体後面のナンバープレートの位置には黒地に金色の菊の御紋が、左上に「皇」の文字と数字の「8」が入った丸いプレートが取り付けられています。
御料車ではこの丸いプレートがナンバープレートの役割を果たしています。道路運送車両法で定められており、「自動車登録番号(編集部注:ナンバープレート)は上段の『皇』及び下段の数字をもつて表示すること」とあります。サイズのほか、紋様や色にも細かい指定があります。
宮内庁によると、御料車のナンバープレートには丸い「皇ナンバー」と、一般車と同じ「品川ナンバー」の2通りがあるそうです。
「国会開会式など公的なお出ましには皇ナンバー、その他のお出ましには品川ナンバーをお使いになることが通例です。平成18年から導入したセンチュリーロイヤルは、陪乗(編集部注:お供の方)席を備えた8人乗りの大型車であり、国会開会式、全国戦没者追悼式及び国賓接遇などに限定的にご使用になっています」(宮内庁公式サイトから)

御料車に関するこれまでのSNS投稿を調べると、「初めて御料車を見ました」「皇ナンバー初めて見ました」「センチュリーに菊の御紋はかっこいい」などの反応が。また、御料車は複数台あるため、「皇1の写真を撮ったことある」「皇7を見たことある」などの声も複数投稿されており、関心の高さがうかがえます。

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