宮台真司さん「深刻な肉体的ダメージ」 ビデオ映像で退院報告

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東京都八王子市の東京都立大学南大沢キャンパス敷地内で男に切りつけられ、重傷を負った同大教授で社会学者の宮台真司さん(63)が7日、ネット上のビデオ映像で退院を報告した。
宮台さん、襲われたのは授業直後 予定を把握か 宮台さんは、退院直後に撮られたというビデオで「相当深刻な肉体的ダメージを受けたが、自力で動けるようになったので退院させていただいた」と述べた。大学での授業も含めて今後、活動を再開するという。 宮台さんは11月29日午後4時20分ごろ、大学敷地内の歩道で男に襲われ、首や顔、肩など複数箇所を切られて重傷を負った。逃げた男は20~30代とみられ、身長約180センチで黒色のジャンパーとズボンを身につけていた。警視庁捜査1課が殺人未遂容疑で捜査しているが、大学周辺に防犯カメラが少なく、有力な目撃証言も乏しいことなどから捜査の難航も予想される。

ビデオ映像の中で、宮台さんは、事件について「僕にとっても驚天動地の事態だった。過去30年弱の間、脅迫の手紙とかネットの時代になってから殺害予告というのは、よくあることだったので、全く不思議なことが起こったとは理解していない」と話した。また、犯人の意図について「暴力で表現を何かしようとしたかは分からないが、効果としては表現をふさぐ機能を果たす」と指摘。その一方、今後も萎縮せずに言論活動を続けていく考えを強調した。 宮台さんは国家や宗教など幅広い分野を論評し、多くの著書を出している。【デジタル報道センター】
宮台さんは、退院直後に撮られたというビデオで「相当深刻な肉体的ダメージを受けたが、自力で動けるようになったので退院させていただいた」と述べた。大学での授業も含めて今後、活動を再開するという。
宮台さんは11月29日午後4時20分ごろ、大学敷地内の歩道で男に襲われ、首や顔、肩など複数箇所を切られて重傷を負った。逃げた男は20~30代とみられ、身長約180センチで黒色のジャンパーとズボンを身につけていた。警視庁捜査1課が殺人未遂容疑で捜査しているが、大学周辺に防犯カメラが少なく、有力な目撃証言も乏しいことなどから捜査の難航も予想される。
ビデオ映像の中で、宮台さんは、事件について「僕にとっても驚天動地の事態だった。過去30年弱の間、脅迫の手紙とかネットの時代になってから殺害予告というのは、よくあることだったので、全く不思議なことが起こったとは理解していない」と話した。また、犯人の意図について「暴力で表現を何かしようとしたかは分からないが、効果としては表現をふさぐ機能を果たす」と指摘。その一方、今後も萎縮せずに言論活動を続けていく考えを強調した。
宮台さんは国家や宗教など幅広い分野を論評し、多くの著書を出している。【デジタル報道センター】

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