「俺は埼玉で有名なヤンキー」「私の方が有名」…中学生の争いに組員も加担、集団リンチに発展か

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「埼玉県内でどちらが有名なヤンキーか」を巡る中学生らのグループ同士のトラブルで一方に加担し、中2の男子生徒(14)に重傷を負わせたなどとして、埼玉県警は7日、指定暴力団住吉会傘下組織組員で新座市の男(25)ら20歳代の男3人を傷害や監禁などの疑いで逮捕した。
中3の女子生徒(15)を含む15~17歳の少年少女7人と男子高校生(18)も10、11月に同容疑で逮捕した。逮捕者は11人に上る。
発表によると、11人は共謀し10月2日未明、男子生徒を川口市の自宅の外に呼び出して車で連れ去り、約4時間監禁。さいたま市の駐車場などで殴る蹴るなどの暴行を加えて胸の骨を折るなどの3か月の大けがを負わせた疑い。県警は20歳代の3人が指示役だったとみている。
きっかけは、男子生徒が女子生徒にSNSで「かわいいね」「俺は埼玉で有名なヤンキーだ」などとメッセージを送ったことだった。女子生徒が「私の方が有名」などと応じたことでトラブルとなり、互いの知人を交えて10人ほどで話し合ったが、女子生徒が知り合いの25歳の男に連絡。集団リンチに発展したとみられる。

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