サマーナイト一部の有料観覧席で花火十分に見えず… 鹿児島市が返金かチケット贈呈の対応を発表

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8月、鹿児島市で行われたかごしま錦江湾サマーナイト大花火大会についてです。鹿児島市は19日、木の影響で十分に花火が見えない有料の観覧席が一部あったとして、席の購入者にチケット代の返金、または2026年のチケットの贈呈を行うと発表しました。 鹿児島市によりますと、8月行われたかごしま錦江湾サマーナイト大花火大会で花火が十分に見えない有料の観覧席があったということです。

8000円のB席のうち、最大4人が座れる升席計24升で、正面にある木の影響により十分に花火が見えていなかったということです。後日、該当する席で花火を観覧した人から「花火が見えなかった」という旨の電話が鹿児島市にあったことで発覚しました。 席は2024年も同じような配置になっていましたが、花火が見えないというような事象は起きていなかったということです。 鹿児島市は今回、発覚した当初返金を行わない方針でしたが協議を行った結果、チケット代の全額を返金、または2026年の最大4人が座れるA席のチケットの贈呈、どちらか希望する対応を行うことを決めたということです。 鹿児島市観光振興課の安田直高課長は「来年度に向けてしっかりと検証し、席の配置を工夫するなど見直しを図っていく」などとコメントしています。

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