東京・池袋の大型複合施設「サンシャインシティ」で、2025年8月後半から9月にかけてテナント閉店が相次いでいる。改装する可能性もSNSでささやかれる中、運営会社に経緯を取材した。
サンシャインシティをめぐっては、公式サイトの「オープン・リニューアル情報」ページを9月5日に確認したところ、半月の間に計17店が閉店していた。
うち10店が飲食店、7店はアパレル系。大半が、地下1階から地上3階にわたるショッピングセンター「専門店街アルパ」の店だった。
具体的には、coca(8月15日閉店。以下、カッコ内は閉店日)、coen、パトリックラボ、PARK East、LOCK YOUR HEARTS(17日)、デザートスノー、ハニーシナモン(24日)、トプカ(26日)、ロメスパバルボア、中華旬彩料理・火鍋 聚、Saladish、ANCHORS、大阪王将、BAKER’s DINER、スタンド源ちゃん(31日)、SUBWAY(9月1日)。
アルパ以外の場所では、超高層ビル「サンシャイン60」4階の「CAFE QUATRIEME(4/60)」(8月29日)が閉店している。
閉店が相次いでいることは、Xでも注目され、「何があったんだサンシャインシティ」「こんだけ一気に閉店ってことは改装かなんかのサンシャインシティ側の都合じゃないかなー」などと驚きが広がっている。
実際はどうなのか。施設を運営するサンシャインシティ(東京都豊島区)の広報担当は9月5日にJ-CASTニュースの取材に応じ、テナント閉店が相次いでいる理由を、
と答えた。なお先述した公式サイトのページには、閉店後に店名を記載しているといい、「他にも数店舗閉店を予定しておりますが、現時点では公表はしておりません」とのこと。
閉店した場所の今後の使い道については、「特に注目の新店舗」として、ティーに特化した「スターバックス ティー&カフェ」が9月26日にアルパ2階でオープン予定だと説明した。新店舗に関する最新情報は公式サイトで随時知らせるという。
利用者に向けては「店舗の入れ替えに伴い、ご迷惑をおかけすることもあるかもしれませんが、順次新しいお店がオープンしてまいりますので、ご期待ください」とも伝えた。