「ねぎらいの言葉なく、腹が立った」部下の男は長さ74センチの“刀”で社長を襲った 驚きの動機 神奈川・相模原市

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神奈川県・相模原市で、会社社長の男性が、切りつけられて重傷を負った事件で、逮捕された部下の男の”犯行動機”が明らかになってきた。男は「ねぎらいの言葉がなかった」などと話しているという。
神奈川県警相模原北署によると、会社員の横田光司容疑者(42)は、11月27日正午すぎ、相模原市大島の路上で、勤務先の社長の男性(48)に、刀のようなもので切りつけて、殺害しようとした疑いがもたれている。
この日、横田容疑者は、被害者の社長宅にいた。そこで社長と口論になったという。怒りがおさまらなかったのか、横田容疑者は、いったん自宅に戻り、置いてあった長さ74センチの模造刀を持って、車で引き返したとのこと。
そして、社長宅近くの路上で、犯行に及んだという。顔や腹を狙って刺そうとした横田容疑者。これに対して、社長は、模造刀を素手で押さえたという。結局、”殺害”の目的を遂げなかった横田容疑者は逃走。社長は、右手などに全治3カ月の重傷を負った。
日曜日の住宅街で起きた刃傷事件。相模原北署が、殺人未遂事件として捜査に乗り出したところ、自宅に戻っていた横田容疑者を発見。その日の午後6時前に、殺人未遂の疑いで、緊急逮捕した。
上司と部下の間で何があったのか。その後の調べで、誉めてもらえなかった部下の”怒り”が明らかになった。
取り調べに対して横田容疑者は、容疑を認めた上で、動機について「社長が入院中に、一人で会社を切り盛りしていたのに、退院してから、ねぎらいの言葉がなく、腹が立った」などと供述しているという。相模原北署は、供述の裏付け捜査などを進めている。

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