異例の暑さが続く中、20日も各地で気温が上昇し熱中症の疑いで搬送される人が相次ぎ、このうち3人が死亡しました。いずれも80代から90代の高齢者です。
熊本県内では10代から90代までの男女11人が熱中症の疑いで病院に運ばれました。このうち、阿蘇市では20日午前10時前、草刈りをしていたとみられる90代の男性が倒れているのを迎えに来たデイサービスの職員が発見し、消防が駆け付けましたが、男性はその場で死亡が確認されました。
岩手県では10人が熱中症の疑いで搬送されました。このうち、久慈市では路上で倒れた状態で見つかった90代の男性は搬送先の病院で死亡が確認されました。
また鹿児島・南九州市では80代の女性が屋外で倒れているのが発見されました。女性は病院に運ばれましたが、熱中症の疑いで死亡が確認されたということです。