「仕事後の予定について考え事していた」JR大塔駅で列車が約40mオーバーラン 乗降できず《長崎》

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JR佐世保線の大塔駅で5日、列車がオーバーランしました。原因は、乗務員が考え事をしていて停車ブレーキが遅れたためとしています。
JR九州によりますと、5日午前7時40分頃、佐世保市のJR佐世保線の大塔駅で佐世保線・上り普通列車が停車する際、オーバーランを起こし、本来停止する位置の約40メートル先で止まりました。
列車を運転していた30代の運転士が停車ブレーキをかけるのが遅れたのが原因で、聞き取りに対し、運転士は「仕事が終わった後の予定について考え事をしていた」と話しているということです。
大塔駅で降車を予定していた4人は早岐駅で下りの列車に、乗車を予定していた3人は後続の列車に乗ったということです。
この運転士は約13年のキャリアがあり、始業前の健康チェックでも問題はなかったということです。
列車には当時約40人が乗っていてオーバーランによるケガ人はいませんでしたが、上り列車3本で最大8分の遅れが生じました。
JR九州は「運転士に対する指導を徹底し再発防止に努めていく」とコメントしています。

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