北日本新聞社 派遣社員が1000万円超着服

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

北日本新聞社は、運営する高岡政経懇話会の会計から派遣社員だった60代の女性が現金およそ1100万円を着服していたと発表しました。去年秋に発覚後、本人が全額を弁済したということです。北日本新聞社によりますと、派遣社員の60代女性が、2020年1月から去年12月までの間に、事務を担当していた高岡政経懇話会の会計から複数回にわたってあわせて現金1095万円余りを着服していたということです。

去年11月に行った定期監査で不審な点が見つかり、派遣社員に事情を聞いたところ、着服を認めました。着服した金は自分のローンの返済などに流用していたということです。着服した金はすでに本人が全額弁済し、会の運営に支障はないとしています。北日本新聞社は、この派遣社員との契約をすでに解除しました。蒲地 誠社長はきょう開いた高岡政経懇話会の総会で、説明し謝罪しました。北日本新聞社は「再発防止に向けて内部管理体制の一層の強化を図るとともに、役員・社員のコンプライアンス 意識の向上に努め、信頼回復に向けて取り組んでまいります」とコメントしています。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。