中居正広氏と女性のトラブルに端を発した問題で、フジテレビは31日、第三者委員会の調査報告書を公表した。
報告書では、調査の過程で「調査対象者の一部から本件調査に際して電子データの一部を意図的に削除したとの供述が得られた」と説明。
調査対象を「中居氏が主にコミュニケーションツールとして利用していたとされるショートメール、社内及び社外とのコミュニケーションのツールとして多用されている個人利用のLINE及び社内におけるコミュニケーションツールとして多用されているMicrosoft Teams」とし「抽出したチャットデータの削除痕跡を調査した」という。
結果として「削除されたショートメールデータ及びLINEデータについては、全てのチャットデータの復元を試み、復元されたチャットデータはレビュー対象とした。ただし、一部のLINEデータは完全には復元できず、可読性のないチャットも存在した」と一部を復元。
最終的に「ショートメールチャットデータ437件」「LINEチャットデータ86件」「Microsoft Teams チャットデータ1427件」の計1950件が削除されていたことが判明している。
報告書では続けて「特にB氏は」と特記。元編成部長だったB氏が「2022年5月9日から2025年1月10日までに、タレントU氏、中居氏、K弁護士との間でやりとりしたショートメールチャットデータ325件を2025年1月9日から2025年2月1日にかけて削除していることが認められた」としている。
復元の結果、中居氏との生々しいメールが報告書に記されている。