年収2000万円から転落した40代男性。タワマン3LDKが“ゴミ屋敷”に変貌、実家に戻るまでの一部始終

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特殊清掃員、遺品整理士、そして真言宗僧侶の亀澤範行と申します。2007年に「関西クリーンサービス」を創業し、これまで10万件以上の特殊清掃、遺品整理、ゴミ屋敷清掃の現場に携わってきました。特殊清掃の現場で起こっている問題に真正面から向き合い、社会に警鐘を鳴らすべく、YouTubeチャンネル「関西クリーンサービス」(チャンネル登録者数15万人)で発信を続けています。
近年、“働き盛り世代のゴミ屋敷案件”が増えています。今回ご紹介する現場のご依頼者さまも、40代の男性でした。現場はなんと駅直結のタワーマンション。3LDKの90平米近い部屋が、ありとあらゆるゴミで埋もれていました。

◆順風満帆な生活から一転、うつ病でひきこもりに

後日、ご依頼者さまから「もし給湯器が壊れなかったら、片付けする気にもなれず、あのままゴミの中で孤独死していたかもしれない」とのお言葉をいただきました。大げさかもしれませんが、清掃を通じて人を救えた気持ちになった瞬間です。

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