距離を置きたくなるような「面倒くさい同僚」はいるだろうか。投稿を寄せたのは神奈川県の50代男性(コンサルタント・士業・金融・不動産/年収700万円)。30代で転職し、「入社数か月の頃」の出来事を明かした。
ある同い年の同僚女性と雑談中に、勤続年数の話になった。しかし男性は予想外の地雷を踏んでしまった。
「勤務年数を聞いたところ『12年目』と答えたので『もうお局じゃん』と軽い気持ちで発言したら、その女性がすすり泣き始めました」
今ならハラスメント認定されかねない発言だが、20年ほど前のことだ。軽い冗談やユーモアを真に受けられた男性は、少しやりにくさを感じただろうか。(文:湊真智人)
男性は「うっかり発言だった」と反省しつつも、突然の涙に驚きを隠せなかった。その場は何とか収めて業務に戻ったようだが、発言を根に持たれており、
「定時後に来て『お局じゃないもん』とだけ言って彼女は帰っていきました」
とのこと。この一件以降、「彼女への関わりは最低限」にしたというが、それで正解だったようだ。
「後から知ったのですが、彼女は会社ですぐ不機嫌になったり泣いたり一喜一憂し敏感に反応する人で、腫れ物扱いの存在で関わりを最低限にする人は多かったです。原因は入社時に若くて周りのおじさん達でチヤホヤし甘やかし過ぎた結末の産物だそう」
かつては意のままに振舞っても、男性社員らが受け入れてくれたのだろう。しかし時間が経つに連れ、おだてる人も減っていった様子。今では新入社員からも厄介者扱いされる始末で、
「後から入社した若い女性社員にも冷たい目で見られていると本人は気づいていませんでした」
と書いている。
だが結局この女性は会社を辞めたようで、その理由を男性はこう推察している。
「幸い年功序列の会社でなかったため、本人も評価が低い事に悩み辞めました」
ジェンダーレスな職場が増えている昨今、若い女性がちやほやされる職場は減っているだろうが、年齢を重ねた時にお払い箱にならないように気をつけたほうがいい。
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